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Q48 「プラン」とはどういうものなの?

A 平面図などであらわされる基本設計のことです

▲プランの説明はしっかり聞きましょう

 リフォームのプランは設計図であらわされます。工事用の詳細な図面ではなく、平面図程度のものを基本設計といいます。それを見ても素人にはなかなかイメージしづらいので、細かく説明してもらいましょう。パースを描いてもらったり、コンピュータで立体画像を作成してもらうとわかりやすくなります。とくに平面図ではわかりにくいドアの高さや収納などを立体的に描いてもらいましょう。

Q49 プランを作ってもらうにはお金がかかるの?

A 無料の会社が多いのですが、事前に確認をしましょう

 一般的に最初のプランは無料で提案してくれるケースが多いのですが、2回目からは無料の会社もあれば、費用が発生する会社もあります。費用については事前にきちんと確認をしておきましょう。いずれにしても初回で会社を絞って、次からはその1社とじっくり内容を詰めていくのが賢い方法。そのほうが会社のほうでもより力を入れて取り組んでくれるものです。

Q50 プランはどういう風にお願いすればいいの?

A まずリフォームする現場を見てもらいましょう

 訪問日を決めて、自宅などリフォームする現場に来てもらいます。リフォームの場合、リフォームする現場を見ないことには、プラン作成ができないのです。部分的なリフォームの場合でも劣化状態などをチェックするために家全体を見てもらったほうがよいでしょう。中古住宅のリフォームの場合は、引き渡し後、リフォーム会社の担当者と一緒に現場を訪れましょう。

Q51 現場ではどんな調査をするんですか?

A 寸法を測ったり、傷み具合をチェックしたりします

 現場の設計図があっても、誤差が生じている可能性もあるので、あらためて採寸を行います。また、建物の劣化状況や構造の様子も調べます。耐震補強まで考えている場合は、天井裏にもぐりこんだり、器具を使って基礎を調べたりします。そのうえで、どのようなリフォームをしたいのか要望を聞いて、打ち合わせを行います。

Q52 誰が調査に来るんですか?

A 営業担当者やプランナーです

 調査に来るのはプランを作成するプランナーや営業担当者です。調べやすいように2人1組で来るケースが多いと思います。当日家に女性しかいない、あるいは女性にプランを考えて欲しいなどの理由で、女性の担当者の訪問を希望する場合は、あらかじめそう伝えておきましょう。

Q53 プランナーとはどういう人?

A リフォームのプランを考えたり、いろいろ相談にのってくれる人

 プランナーは、リフォームの設計ができる人ですが、会社によっていろいろな呼び方をしています。デザイナーやコーディネーター、パートナーといった呼び名も。プランナーはその代表的な名称です。施主の希望を聞いて、設計に反映したり、プランを考えるうえでさまざまなアドバイスもしてくれる頼りになる存在です。

Q54 プランナーと営業担当者の違いは?

A 両方を兼ねている人もいます

 営業担当者は文字どおり、会社の窓口となって、施主とプランナーや現場との橋渡しをしてくれる存在です。リフォームの場合、営業担当者はその経験からプラン作成もできる人が多く、建築士の資格を持った営業担当者もいます。単に営業をするだけでなく、現場を見てさまざまなアドバイスもできるので、営業とプランナーを兼ねている人も少なくありません。

Q55 どれぐらい時間がかかりますか?

A 打ち合わせも含め2〜3時間はみておきましょう

 要望しているリフォームの内容にもよりますが、2〜3時間はかかると思ってよいでしょう。あまりにも短時間であっさり見て終わりの担当者では、問題あり。ていねいに見てくれているか、話をよく聞いてくれるかなど、担当者あるいは会社の善し悪しをチェックするよい機会でもあります。

Q56 当日、用意しておくべきものがありますか?

A 設計図があれば用意しておきましょう

 建築当時の設計図(マンションなら販売当時の平面図)があれば、コピーをとって用意しておきましょう。その図面を見ながら、「ここをこうしたい」とプランの希望を伝えることができますし、現場調査の際の参考資料にもなります。

Q57 当日、聞かれるのはどういうこと?

A どこをどのようにリフォームしたいのか希望を聞かれます

 担当者はまず現場を見て、リフォームの希望を聞きます。希望を伝えると、担当者のほうでは、それに対してさまざまなアドバイスをしてくれます。予算内では厳しいとか、こうしたらどうでしょうといった別のアイデアが出てくるかもしれません。きちんとアドバイスしてくれるような会社なら安心です。

Q58 希望は書面にまとめておいたほうがいいかしら?

A 伝え忘れがないように書面にしておくとよいでしょう

 いろいろな話をしているうちに、伝え忘れることも多いと思います。希望をもれなく担当者に伝えるために、一覧表にして書面にまとめておくとよいでしょう。そのコピーを当日、担当者に渡して見てもらいましょう。

Q59 うまく希望を伝えることができるかしら?

A 担当者が上手に聞き出してくれるので心配無用

 漠然としたイメージしかないという場合でも全く問題はありません。リフォーム会社の担当者が会話の中からあなたの希望をキャッチしてくれるはず。趣味の話や家族のことなどをとりとめなく話しながら、上手に意向を聞き出してくれるのがよい担当者なのです。会話の中から思わぬアイデアが飛び出してくるかもしれません。

Q60 家族みんな揃っていたほうがいいの?

A 家族の意見をまとめておけば一緒でなくても大丈夫です

 家族みんなが揃うことはなかなか大変です。むしろそれまでに家族の意見を出し合ってまとめておくのがよいでしょう。ただしすべてを叶えることはむずかしいので、みんなが納得の上で優先順位をつけておきましょう。そうすれば、予算を超過しそうなときに、順位の低いものから外していけます。

Q61 プランは担当者におまかせしちゃっていいの?

A まかせきりにしないで一緒に考えましょう

 そこに住むのはあなた。いくらプロだからといって担当者にまかせきりにしたのでは満足のいくリフォームはできません。おまかせでは担当者も困ります。逆に一方的にプランを押しつけてくるような担当者もあまりよいとはいえません。自分の意見をちゃんと聞いてもらって、その上でプロならではの提案を付け加えてもらうようにしましょう。

Q62 イメージを上手く伝えるにはどうすればいい?

A 写真を切り抜いておいてビジュアルで伝えましょう

 言葉でイメージを伝えるのはなかなかむずかしいものです。誤解も生じがち。そこで、ふだんから情報誌やインターネットで自分のイメージに合う実例を見つけたら、切り抜いたり、印刷してファイルしておきましょう。そうすることで自分の好みのイメージも確認できますし、担当者に視覚的に伝えることができます。

Q63 細かい注文は嫌がられる?

A 注文が細かいからといって嫌がられることはありません

 こうしたいということがはっきりしている場合は、細かいところまできちんと伝えたほうがよいでしょう。あいまいに伝えるよりむしろ喜ばれます。ただし希望がはっきりしていないからといってダメというわけではありません。その場合は担当者と一緒に考えていきましょう。

Q64 当日話したことを忘れてしまわないかしら?

A メモを双方が保管しましょう

 担当者との打ち合わせで、途中で希望を部分的に修正することも多いと思います。打ち合わせ中に述べた変更点などについては、メモをコピーしたり、複写式のメモ用紙を使ってもらうなどして、双方が保管しておきましょう。そうすれば、後で「いった」「いわない」のもめ事を防ぐことができるので安心です。

Q65 作ってもらったプランが気に入らなかったらどうすればいいの?

A 気に入るまで何度でも作ってもらえますが、費用がかかる場合も

 プランは納得できるまで何度でも作ってもらいましょう。ただし、1回目でなるべく会社を絞って、これはという会社にのみ修正を要求するのがよい方法です。いつまでも競わせていると会社の方でも嫌な気になりますし、最終的にはどれを選んでよいのかわからなくなりがちです。1社とじっくり時間をかけてよいプランを練り上げましょう。

Q66 プランのどこを比較すればいいの?

A 自分の要望が満たされているか、プロならではの提案があるか

 平面図やパースを見て、自分の希望がきちんと反映されているかを見ましょう。また、その希望がどのように実現されているのか、内容の違いを見比べましょう。さらに、自分が希望した以外にもプロとしての提案が盛り込まれているかどうかもポイント。自分が予想しなかった楽しいアイデアが提案されていることもあるでしょう。

Q67 プランをどう読み取ればいいの?

A 暮らしをイメージしながら見ていきましょう

 プランは主に平面図で示されますが、間取り変更をともなうような場合は、その間取りの中でどのような暮らしができるのか、図をたどりながらシミュレーションしてみましょう。動線はスムーズか、不都合はないか、日当たりや風通しはどうなのか。さらに家具はどのように置けるのか、スイッチやコンセントは十分か、など細かなところもチェックしましょう。

Q68 平面図を見てもよくわからないときはどうすればいいの?

A パースなどを描いてもらい、説明してもらいましょう

 ドアの高さや収納の位置、大きさ、窓の大きさなど平面図ではわからないものもあります。それらはパースや展開図(立面の様子がわかる図面)を描いてもらって、1つひとつていねいに説明してもらいましょう。ドアなどはデザインもわかるように、図や写真を用意してもらうとよいと思います。

▲LDKを描いたパース

Q69 住まいの「動線」って何ですか?

A 人の動きをあらわすものです

▲キッチン作業の動線はトライアングルで
  あらわされる

 動線は住まいの中での人の動きをあらわすもので、間取りを考えるときに欠かせないポイント。動線が悪いと、家事をするときに無駄な動きが多くなって疲れたり、お客様が来ているときに家族が動きにくかったりなど、さまざまな不都合が生じます。キッチンの作業は、コンロ、シンク、冷蔵庫を結ぶトライアングルで考えて、動く距離を長くしすぎないのが基本。レイアウトによっても動線が違ってくるので、考慮して選びましょう。

 

Q70 コンセントの位置決めの注意点は?

A 家具の置き場所を考慮しましょう

 スイッチやコンセントはどこでどんな家電を使うのかを考慮して、位置と数を決めます。最近はパソコン関連やAV関連の機器が多くなっているので、多めに設けておくのがよいでしょう。せっかくコンセントを設けても家具で隠れてしまっては何もならないので、あらかじめソファや収納家具、ベッドなどを置く位置を決めておきましょう。

Q71 バリアフリーにするのはどうすればいいの?

A 床の段差をなくして、必要なところに手すりを設けましょう

 高齢化すると転びやすくなるなどの原因で、家庭内での事故が増えます。そこでリフォームの機会に床の段差をなくしたり、廊下、トイレなどに手すりを付けましょう。廊下などは後で付けられるように下地補強をしておくだけでもいいでしょう。また、設備機器ではバリアフリー設計のバスや、座ったままで料理ができる車いす・高齢者用キッチンもあります。

▲(左)浴槽内で姿勢をサポートしてくれるハンドクリップ
▲(右)浴槽の底のすべり止めパターン
▲車いすでもスムーズに作業ができるよう配慮

 

 

Q72 ドロボーに侵入されないようにできる?

A 高性能な錠を付けたり、窓に防犯フィルムを貼りましょう

 一戸建ての場合、最もドロボーにねらわれやすいのは窓なので、破られにくいガラスに替えることが肝心。防犯ガラスに交換する、もしくはより手軽に防犯フィルムを貼る方法もあります。マンションの場合は、特に1階がねらわれやすいので、ベランダ側のガラスにフィルムを貼りましょう。ドアは不正解錠に強い高性能な錠に替え、2ロック以上設けておくと安心です。

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