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ピット|柱ともうまく共存して甦った旧家のキッチン

ピット

埼玉県小川町上横田 Iさん 470万円



R&Bリフォームコンテスト2009 商品シリーズ別 最優秀賞



南側より撮影。残した通し柱が天板を貫通しています。シンクが近い事もあり、前のカウンター側の立ち上がり面より高い位置までタイルを張りました。柱が貫通しているキャビネットも、浅いものの収納スペースを確保しました。



築40年を超える旧家。建築材料はお施主さま所有の山より切り出して建てられた物で深い思い入れがあるため、建て替えではなくリフォームをしたいというところから始まりました。
10帖のキッチンスペースは対面式にして、壁はタイルと珪藻土を塗り、パイン材の床や収納を作ってほしいということでした。天井も低くできるだけ高くしたいとのこと。キッチンは食洗機をつけたいとお話をされていました。
他に玄関ホールは昔ながらの土間つくりでおばあちゃん達がお茶を飲むような感じでしたが、キッチンと同じ高さの床にしたいということや、勾配のきつい階段を緩やかにしたいなどいろいろな要望をお聞きしました。
一番の問題点は10帖の部屋の真ん中に2階を支える通し柱が構えているため、どの向きでキッチンを配置するかということでした。〈ピット〉であれば1センチ刻みでキッチンカウンターの長さを変えることも可能で、なにかとうまく配置できるのではないかと思い〈ピット〉に決めました。
通し柱の都合上、L型で寸法の短いものなら納められると思いましたが、ビルトインの食洗機を組み込みたいとのご要望だったので、考えた結果、残した通し柱をキッチンに貫通させる形になりました。あとは私の無理な要望にサンウエーブが応えてくれるかどうかでしたが、営業担当者を含め、施工担当・工場の方などの協力により可能ということになり、プランをお施主様にご提案することができました。お施主様は、こんなことができるのですか?と驚きも。当社の他にもご相談をされたようでしたがこのような提案はなかったそうです。
私自身少し無謀なことをしているのでは・・・と思いましたがこれしかないと思いました。施工では職人に絶対的な信用があるため、安心して見守っておりました。キッチンを含めお施主様には120%満足とおっしゃっていただきました。


南側より撮影 東面の窓前に収納を作りタイルを張りました。タイルはインターネットにてお施主さまと共に探して取り寄せました。

西側よりキッチン前の玄関ホールを撮影。床と天井はパイン材で、壁は珪藻土を塗り階段も向きを替え緩やかにしました。階段脇の壁はお施主様が大切にされているステンドグラスをはめ込み、収納を造作しました。



西側より東向きに撮影。東を向いているキッチン。部屋の真ん中で浮いている感じの通し柱です。施工後はお化粧をされ輝いています。

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