リフォーム工事は、法律的には500万円以内の工事なら建設業の登録がなくても請け負えます。このため、知識や技術のない業者でも簡単に請け負ってしまえることが原因のひとつと考えられます。
住まいは構造(躯体)や配線配管など、見えないところが重要です。万一これらを勝手に傷つけられたり移動や除去されたりすると、家そのものの耐久性まで損ないかねません。間取り変更といった大きなリフォーム工事はもちろん、キッチンや浴室のみといった部分リフォームでも、建築の知識と技術のある業者に頼むことが最大のトラブル予防策となります。
キッチンとダイニングの間に壁をつくらずに、1つの部屋として設計する『オープンキッチン』という形があります。気になる騒音も、静音シンク・静音トラップ・静音レンジフード・ソフトクローザー(引出し)などを採用することにより、40db程度(図書館程度の静けさ)の音に押さえることができるので、会話のじゃまになりません。
また、対面型キッチンにすれば、リビングにいる人と会話を楽しんだり、テレビを見ながらキッチン作業をすることができるようになります。
部屋の広さも大きくとれ、ゆったり感が生まれることからも、最近は「オープンキッチン」になさる方が増えています。
システムキッチンでは、シンクやガスの下部収納は今までの扉タイプに加えて、引出しタイプが登場し主流になっています。
引き出しタイプにすると、台輪やケコミ(床のすぐ上)の部分まで使えるので、収納の量も増え、使い勝手もグンと良くなります。
吊戸は、もう1つ箱が中に入っていてスイッチひとつで手元まで降りてくる電動昇降式のものや、窓を生かして風や光を部屋の中に通すことが出来るのに収納もできるライトスルーウォールなど、たくさんの種類があります。家族の暮らし方や、インテリアなどにあわせて選びましょう。
食器や食品を入れるには、ひと目で入っているものが見渡せる大型収納が便利です。ショールームをのぞいて、現物をぜひ確認してみて下さい。
キッチンの高さは、80cmから90cmまで標準で用意しているメーカーが増えています。高さの目安は、身長の1/2プラス5cmですが、低いよりは高い方が腰に負担がなく、使いやすいと言われています。
ショールームで、どの高さが自分にとって一番使いやすいか確かめてみましょう。
キッチンを移動する場合には、給水・排水・排気・ガス・電気の十分な検討が必要です。特に、マンションの場合は、共有部分と専有部分があるので注意しましょう。
入居者に所有が認められている専有部分(玄関ドアの内側から開口部の窓の内側までの居住部分)が、自分でできるリフォーム部分となります。
共有部分は配管も動かす事ができないので、専有部分の枝管交換だけで可能かよく調べる必要があります。また配管は、長さや角度(勾配)により、充分に機能を果たさなくなる場合(排水管は特に要注意)がありますから、きちっとプロに確認しましょう。
※共有部分に関しては、管理規約をよく読み管理組合に相談して話を進めることをおすすめします。
自分の作り設計者に、ご自分のイメージにあう雑誌などの切抜きや写真を見せると伝わりやすくなります。
また、キッチンの形やデザインを決めてしまう前に、現在のキッチンを写真に撮ってみると、問題点が客観的に浮かび上がってきます。
普段の生活の中で、よく使う物と使わない物の仕分けをしてみるのも効果的です。この機会に生活のダイエットをしてみてはいかがでしょうか?家族の暮らし方から考えて、こんなキッチンにしたいと伝えると担当者もアドバイスしやすくなるはずです。たいイメージを担当者に伝えたいのですが、どうすれば良いのでしょうか。